施設・設備
本堂
ご本尊には如意輪観音様(にょいりんかんのんさま)をお祀りし、左手には勧請開山歴住妙心隆芳昭禅師大和尚(かんじょうかいさんれきじゅうみょうしんりゅうほうしょうぜんずだいおしょう)
(松島瑞巌寺第百二十八世住職五雲軒老大師(ごうんけんろうだいし)をお祀りし、右手には子安観音様(こやすかんのんさま)をお祀りしております。
如意輪観音様(にょいりんかんのんさま)は聖観音が姿を変えた観音様で、六本の手をもち右足を曲げて左足にのせ、右の手を頬にあて首をかしげ、思惟(しゆい)(世に苦しんでいる人々のことを思案し、心配をしている様子)の姿をしています。六本の手は六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)に救いの手を差し伸べておられます。如意法珠(にょいほうじゅ)は、如意輪観音様の力の源で意のままに人々の苦しみ、悩みを救ってくださいます。ご利益として智慧(ちえ)と福徳授与(ふくとくじゅよ)・金銀財福授与(きんぎんざいふくじゅよ)・六道の苦を救う・安産・息災延命(そくさいえんめい)とされています。また、子安観音様はお腹の上に小さな赤ちゃんを載せ温かい慈しみの眼差しで常に見守ってくださる慈悲に満ちた観音様です。又の名を慈母観音と呼ばれています。子安観音様も聖観音が姿を変えた観音様で、私たちの一切の悩みや苦しみを見てくださり温かく救いの手を差し伸べてくださいます。ご利益として厄除・開運・家内安全・子授け・安産とされています。
戒名供養塔(かいみょうくようとう)
私達がお釈迦様のお弟子様として、仏の世界へ往き生まれることを願う共に、ご自身の将来の安心を得て頂くためのものです。一枚の札に一名様の戒名と俗名を顕彰し、いつでも故人様へのご遺徳を偲び讃えながら、お参り・ご焼香をして頂けます。
天井蒔絵板(てんじょうまきえばん)
納骨堂天井に施主名を入れることによって永代顕彰させて頂きます。
シンギングボール
米国のがん治療の名医であるミッチェル・ゲイナー師が、愛と平和の心で物事に対処しているときは、我々の言葉・想念・行動・感情が、普遍的な生命力という無限のエネルギーと繋がっているときである。内奥にたたずむやすらぎの場所に立ちもどって自己のエッセンスに触れる。そうした深い静寂の境地に入るための、最も容易で、最も直接的なルートが「音」である。という概念によってがん治療にも使用されているものです。
蒼龍庵(多目的ホール)
蒼龍庵(そうりゅうあん)は冷暖房完備、バリアフリー対応の多目的ホール・葬儀・法事・会食等の会場として利用頂けます。また、多目的トイレ(おむつ交換台・幼児用イスも備えています)も車イスの方や小さなお子様連れの方に満足して頂けるように配慮がなされております。さに、二階の和室ではお泊まりの方がご利用頂けるシャワールームも完備しております。下段はご葬儀の会場としてご利用の場合です。(写真は一例です)
仏舎利
仏舎利(ぶっしゃり)(入滅したお釈迦様が荼毘(だび)に付された際のご遺骨及び棺・荼毘祭壇(だびさいだん)の灰塵(はいじん)を指します。昭和四十九年にシンガポール華厳精舎住職(けごんしょうじゃじゅうしょく)釈廣義師(しゃくこうぎし)により宮城県塩竃市東園寺住職千坂精道(ちさかせいどう)和尚へとインド伝来の仏舎利(ぶっしゃり)が贈呈され、その一部を昭和五十年、千坂精道(ちさかせいどう)和尚より瑞芳寺住職相沢龍潭(あいざわりゅうたん)和尚へと贈呈されました。今日では納骨堂の入口正面の祭壇に仏舎利(ぶっしゃり)をお祀(まつ)りし、ご先祖様をお守り頂いております。
納骨堂
蒼龍庵(そうりゅうあん)の二階に設けた納骨堂へは、階段もしくはエレベーター(車イス対応)を利用ください。納骨堂は = 爽やかさ = を基本テーマにしており、自然光を最大限取り入れられる空間とし、檀信徒の皆様に気持ちよくご先祖様の供養をして頂けるように配慮しております。